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2012年1月25日

『贖罪の奏鳴曲』 中山七里 > 「このミス」完全読破 No.516

「このミステリーがすごい!」完全読破 No.516

 『贖罪の奏鳴曲』 中山七里   ( 2013年版 ?位 )

   読始:2011.12.30 ~ 読終:2012.1.5

   読んだ時期: 「このミス」ランキング発表前

   読んだ版 : 単行本 (2011年12月)

贖罪の奏鳴曲贖罪の奏鳴曲
中山 七里

講談社 2011-12-22
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 御子柴礼司は、どんな罪状であっても執行猶予を必ず勝ち取ってしまうほどの優秀な弁護士。

 しかし、結果を出すためには手段を選ばず、しかも顧客からは大金を巻き上げているため、悪名の方が高く知れ渡っている悪徳弁護士でもあるのです。

 そんな御子柴が今回手掛けるのは、敗戦確実な状況で前任弁護士から引き継いだ、全くお金にならない案件。

 意外なほど熱心にこの案件に取り組む御子柴は、大逆転を狙うべくいざ法廷へ.....。

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 というわけで、デビュー以来短期間で様々なジャンルの作品を精力的に発表している中山七里ですが、今回はリーガル・サスペンス(法廷ミステリ)となっています。

 とはいえ、冒頭から主人公が殺人死体を処理する場面が描かれることからもわかるように、普通のリーガル・サスペンスには仕上がっていないのですね。

 主人公が弁護士として活躍するストーリーと同時に、刑事側を中心とした倒叙形式の犯罪サスペンス劇も並行して語られていき、さらには全く趣の違った主人公の過去話も挿入されるなど、一筋縄ではいかない展開が繰り広げられていくのです。

 そんな流れの行き着く先では、迫力ある法廷シーンが待ち受けていますし、鮮やかなどんでん返しも炸裂するので、強烈な意外性などはそれほどなかったものの、様々なエンタメ要素が絶妙に混ざり合った万人向けの法廷ミステリといえるのではないでしょうか。
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  > 個人的評価 : ★★★★☆ ☆☆☆☆☆


   本格ミステリ度  : ★★★★     鬼畜グログロ度 : ★★
   ビックリ驚愕度  : ★★★       おどろおどろ度 : ★★
   熱アクション度  : ★★★       主キャラ魅力度 : ★★★★
   恋愛ラブラブ度 : ★          人間味ドラマ度 : ★★★
   下ネタエッチ度 : ★          感涙ウルウル度 : ★★★
   衝撃バカミス度 : ★★         気軽に読める度 : ★★★

  * <個人的評価&項目別評価>の説明はこちら!


  【 “中山七里”関連記事 】

   > No.516 「贖罪の奏鳴曲」
   > No.464 「魔女は甦る」


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