週刊少年ジャンプ読切! 「死にかけ戦士!! 痩身マン」 根田啓史
3号連続ウィンタースペシャル新人読切第3弾として、週刊少年ジャンプの2010年11号に掲載された読切作品が、この「死にかけ戦士!! 痩身マン」です。
作者の根田啓史(ねだ・ひろふみ)は、赤塚賞(2007年下半期)の佳作を「お母さんはスパイ」で受賞し、赤マルジャンプ2009WINTERに「死にかけ戦士!! 痩身マン」が掲載されてデビュー。
その後は、赤マルジャンプ2009SPRINGに「世直し伝説!! 世奈押郎」が掲載され、そのリニューアル版である同名作「世直し伝説!! 世奈押郎」が金未来杯にエントリーされてジャンプ本誌初掲載となりました(週刊少年ジャンプ読切! 「世直し伝説!!世奈押郎」 根田啓史 参照)。
そして、以前に赤マルジャンプに掲載された「死にかけ戦士!! 痩身マン」のリニューアル版にて、今回2度目のジャンプ本誌登場となったのです。
内容の方は、貧弱で死にかけなヒーローが悪を退治する、正義のヒーローギャグ漫画です。
悪人に捕えられたコスプレアイドル・マミがピンチを迎えた時に颯爽と現れたのが、すでに死にかけのヒーロー・痩身マン。
そんな状態にありながらも、自らの身を削り、何度も瀕死の状態に陥りつつ、悪人と闘い続けます。
ヒーローらしくないヒーローと変態的な悪人によるくだらなくてバカバカしいバトルを描いているので、一昔前のギャグ漫画といった感じで、懐かしくもあり今の時代に読むと新鮮でもありましたね。
ただ、「世直し伝説!!世奈押郎」と比較すると、“ヒーローもの漫画の王道”から主人公ヒーローのキャラクターをらしくないものに変えることで笑いを生み出すタイプ(痩身マン)よりも、シチュエーションを変えることで笑いを生み出すタイプ(世奈押郎)の方が、この作者には合っているのではないかな~と思いましたね。
ちなみに、扉絵に付けられている煽り文は、
「不正や悪事は許さない!!
世を憂い、世を救う英雄譚!!」
「☆不埒な悪を叩き斬るGAG読切C(センター)カラー25P!」
というものでした。
投票受付期間:2010.2.15~3.8
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