週刊少年ジャンプ新連載! 「チャゲチャ」 澤井啓夫
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8月に「バクマン。」「いぬまるだしっ」と新連載が2作投入されたばかりなのですが、まだ2週間しか経っていないのに早くも2週連続の新連載投入開始(「チャゲチャ」&「アスクレピオス」)と、間髪入れない攻勢に転じていますね。
しかもその4作共にすでに連載経験作家ということもあって、ジャンプ本誌が今まで以上に層が厚くなることを期待せずにいられません。
そして今週から始まった「チャゲチャ」ですが、言うまでもなく「ボボボーボ・ボーボボ」を大ヒットさせた澤井啓夫の待望の新連載です。
不良達が蠢く暮東京を舞台に繰り広げられるギャグ・ワル・バトルですが、個性的な不良達がギャグと共に暴れまくる設定が「バリハケン」に、豪快で荒々しい主人公のキャラや全体的な絵などが「トリコ」と被っているような感じでしょうか。そこら辺の兼ね合いがどのようになるのか(支持層を奪い合い足の引っ張り合いとなるのか、相乗効果で共に盛り上がるのか)、ちょっと気になりますね。
そして読めばわかるのですが、激しく勢いのある絵と同様に怒涛の展開でギャグを畳み掛けつつストーリーが突き進んで行くのは、前作「ボーボボ」を彷彿とさせるものがあり、やはりこれがこの作者の持ち味なのでしょう。
「ボーボボ」の時は、容姿から性格から言動から明らかに奇抜すぎるキャラクターたちばかりだったこともあって、こういった怒涛のギャグ連射はすんなり受け入れられて、とても合っていたように思えました。
だけどちょっと今回は、出てくるのは容姿的には普通の人間たちだし(まあ明らかに変なのも若干いますが)、そのためか見た目ではっきりとした特徴の違いが「ボーボボ」の時ほどなく、それぞれのキャラクターに対してイマイチ乗りきれないまま話が進んでいくので、どうもギャグに対しても気持ち的に乗れなくて、なんか読んでいて空回り(空スベリ)している印象を持ちました。
あと第1話ということもあってか世界観や設定なんかも掴みきれないまま読まねばならず、しかも絵がかなり特徴的ということもあって、どうも読み進め辛いというか、ストーリーや作品世界に引き込まれていく感じがあまり作られませんでしたかね。
まあここら辺は、話数を増すごとに新キャラとか物語設定が徐々に明らかにされていったりで面白くなっていくだろうと思うのですが、第1話を読んだ時点では「ボーボボ」の時とあまり変わり映えせず、キャラのインパクト度からしてむしろ.....って感じなので、「チャゲチャ」だからこその面白さが紙面から溢れ出るようになっていってくれるよう期待したいですね。
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